【手の専門医】手根管症候群など手を治療する茨城県の手外科専門医
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「ただの腱鞘炎」と言われていたけど、関節がすり減っていた。

30/7/2022

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最近手術の多い母指CM関節症についての説明です。

「CM関節」とは聞きなじみのない名前ですが、親指の付け根で手首の高さにある関節です。聞きなれた「膝の軟骨がすり減る」という病気が、親指で起こった状態です。

症状としてはビンの蓋の開け閉めや、ぞうきんを絞る、ズボンの上げ下げなどつまむ動作や握り動作で、痛みが出現します。

痛む場所が、名前の有名な「デケルバン腱鞘炎」に近いために、一般整形外科や接骨院では「腱鞘炎ですね」と言われ湿布を貼って我慢する、といった処置で終わってしまうことも多いです。

今月手術の患者さんも、「腱鞘炎と言われて様子見ていたけど痛みが取れない」と来院され「腱鞘炎じゃなくて関節がすり減っていますね。」とお話するとびっくりされていました。

親指は手の機能の約半分をつかさどる指と言われ、痛みが出ると手の使い勝手が悪くなります。治療は手術以外にも、投薬や装具、関節内注射など、患者さんの状態に応じて適切に選択します。

痛みが強く、日常生活に支障をきたしている患者さんは、手の外科専門医の受診をお勧めします。
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    若杉琢磨
    わかすぎ たくま
    手外科専門医・指導医

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