手の病気のうち、年齢に伴う変性疾患として起きるもののうち
手指の変形性関節症があります。 特に第1関節の変形性関節症はへバーデン結節とも呼ばれ、名前は比較的よく知られています。 変形があっても痛みが軽く使うのに支障がなければ特に問題はないのですが 「痛みがあって曲がらない」 「痛みがあってつまんだり握ったりすることができず、日常生活の支障が大きい」 など、日常生活に支障をきたす「強い痛み」に関しては、様々な治療を試みます。 ふつうに整形外科にかかると「痛み止めで様子見る」になりがちです。 当院でも内服薬や外用薬などいろいろ使いますが、割と効果があるのは装具療法です。 装具で第1関節を固定し、安静をはかることで、関節の腫れや強い痛みを軽減することを狙う方法です。 「薬を飲んでいるが、この指のこの関節だけは痛みが取れにくい」など 局所の痛みが強く続く場合には、装具療法も有効な場合があります。是非一度ご相談ください。 ※手指の装具療法は、作業療法士が指の形にあわせて作成しています。 作成する際には、医師の診察とリハビリの処方が必要となります。 参考資料:へバーデン結節 ブシャール結節
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Author若杉琢磨 Archives
September 2025
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